異世代交流の場に 高遠町の商店街に「夢見草」

LINEで送る
Pocket

上伊那地方の中学校や高校、幼稚園などで音楽を指導する伊那市高遠町三義の元小学校教諭、原葉子さん(35)が17日、誰もが憩える交流の場「夢見草」を高遠町の霜町商店街に開設した。当面は週1回の開放となるが「赤ちゃんからお年寄りまで気軽に使えるスペースとして、異世代の交流も進めば」と、多くの利用に期待を寄せる。

「子育てや祖母の暮らしを見る中で、気軽に集える場所があったらいいな」と考えた原さん。3年ほど構想を温めて実現にこぎ着けた。

夢見草は桜の異名で「桜の町高遠でゆっくりくつろいで」という思いを込めた。市社会福祉協議会が認定する「まちの縁側」にも申請中だ。

空き店舗を改装した約16畳の広間に、テーブルや椅子、ピアノなどを設置し、セルフサービスの茶なども用意。原さんが三義で開く音楽教室の分室としても利用する。

高遠城址公園に近いことから観光客の利用も見据えて、周辺の観光パンフレットなども置いた。原さんの自宅で育てた野菜や米も販売しており、将来的には地域のさまざまな商品も取り扱い発信していければと考えている。

17日はオープニングイベントを開き、原さんと、開設に協力したシンガーソングライターの福澤歩さん=同市中央=が弾き語りライブを行い、近隣から多くの人が集まった。地元の女性は「いろいろな人と交流できる。素晴らしい取り組みですね」と目を細めた。

当初は金曜の午前10時~正午に開放。貸しスペースの利用も受け付ける。ボランティアスタッフを募って開放日の充実を図るなど、地元に密着して施設を運営していく。

利用料は水道光熱費として1回100円。問い合わせは原さん(電話0265・94・3783)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP