子ども向け遊具新設 霧ケ峰スキー場

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新たに導入する遊具スノーチューブ(右)とスノーレーサー

諏訪市営霧ケ峰スキー場は23日のオープンに向け、雪づくりが順調に進んでいる。今季は人工降雪機を2台増強した上、冬らしい冷え込みがあり、ゲレンデは一面の銀世界となっている。利用者減少で赤字運営が続く中、子ども向けの遊具を備えた「キッズパーク」(愛称スノーキッズ霧ケ峰)を新設するなど家族向けスキー場を前面に出し、集客アップを目指す。

人工降雪機による雪づくりは今月1日から開始。新規2台のうち1台は市がリースで導入し、もう1台は購入した霧ケ峰旅館組合から寄贈を受けた。既存の2台と合わせて4台で対応。性能が高い新規2台は気温が氷点下1度ほどで稼働でき、雪づくりは順調に進み、降雪と合わせて積雪は約20センチに達している。

近年は暖冬傾向で雪づくりに苦心し、オープンが延期になったり、オープン時の滑走がゲレンデ一部にとどまったりしていた。市観光課は「今季は雪があり、ありがたい。オープン時の全面滑走を目指したい」とする。

年末年始のゲレンデ状況は宿泊客の入り込みに影響するため、霧ケ峰旅館組合の関係者も安堵する。堀川正行組合長は「12月中旬に雪があることが大事。雪がないと客は来ない。たくさんの人に来てほしい」と話す。

新設するキッズパークは、子どもや親子連れが安心して楽しめるよう全長約50メートルの専用コースをゲレンデ西側に設ける。ドーナツ型のそり「スノーチューブ」5台とハンドルとブレーキが付いたそり「スノーレーサー」6台の2種類の遊具を置く。遊具券は1日490円とし、これらの利用で今季は昨季比100万円の増収を目指す。

諏訪市の小中学生だけだった割引券の配布を岡谷市と下諏訪町の小学生にも拡大。諏訪市観光課は「スキー人口が減る中、どうPRするかが課題」とし、市公式フェイスブックで雪に覆われたゲレンデの写真を掲載し、PRする方針だ。

営業開始日の23日は無料開放。キッズパークの遊具は24日も無料とする。

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