タカでカラス威嚇 諏訪湖畔で追い払い検証

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諏訪湖畔周辺の電線に止まるカラスに向かってタカを放す鷹匠

諏訪市は19、20の両日、市街地のカラス対策として、タカを飼育・訓練している「鷹匠」による追い払いを試行している。ごみ収集場所でごみをあさったり、路上のふんが美観を損ねたりと被害に頭を悩ます中、天敵とされるタカで追い払いの効果を検証する。事前調査でカラスが多く見られた諏訪湖畔の石彫公園や片倉館周辺で行い、群れを追い払った。

兵庫県太子町でカラス、大阪府堺市でムクドリの追い払いに効果を出しているという大阪市の業者に委託した。鷹匠の佐藤稔さん(48)と原田純平さん(30)が市街地での追い払いに適しているタカの一種「ハリスホーク」3羽を持参し、カラスが集まりだす午後4時すぎから実施。石彫公園周辺では地上にいたり、近くの電線に止まっていたりするカラスに向けて1羽ずつ飛ばして威嚇した。佐藤さんらの腕を起点に何度も飛来すると、数十羽いたカラスがほとんどいなくなった。

佐藤さんは鳥を模した疑似餌をタカに捕食させる場面も繰り返し披露。カラスに仲間が襲われたと思わせ、恐怖心を植え付けるという。佐藤さんは「インパクトを与えることができた」としつつ、カラスがいずれ戻って来る可能性を指摘し、「反復しないといけない」とも話した。

20日も同じ場所で行う。市農林課は実施後しばらく、カラスが再び集まってくるかなどを確認する。「効果を検証し、継続するか検討する」とし、ふんの被害が目立つJR上諏訪駅西口周辺での実施の可能性を探るとしている。

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