募金でカレンダー ネパールの障がい者製作

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ネパールから取り寄せたカレンダーを手にするトカルパの光の窪田代表

ネパールでの民間支援活動を続ける駒ケ根市のNPO法人トカルパの光は、ネパール・トカルパ村とその周辺地域の身体障がい者が製作に関わったカレンダーを今年も現地から取り寄せ、募金と引き換えに配布を始めた。製作に携わる障がい者の現地での暮らしを支援するために実施している年末恒例の取り組み。200部取り寄せ、1000円の募金と引き換えに協力者へ配布している。

同法人は伊南地域の住民有志が1994年に設立。現地のNGOと連携し、トカルパ村とその周辺地域で女性の地位向上に向けた識字教育や職業訓練に取り組む。2015年4月の大地震後は寒波に苦しむ住民を支援するため、緊急支援活動も展開。昨年までに計約1000枚の毛布を届けている。

カレンダー作りは現地の生活支援の一環として続けている取り組みで、10~40歳代の障がい者20人が製作。祝日表記もある日本向けで、手すきの紙に農作業や乳搾りなどネパールの伝統的な暮らしを描き、障がい者が一枚ずつ丁寧に色付けしている。

同法人によると昨冬は毛布の配布により、活動地区では一人の凍死者も出なかったが、現地での識字教室は現在も中断しており、生活の建て直しには時間を要するという。

窪田雅則代表(64)は「カレンダーの補助がないと、現地の障がい者は生活できなくなる。その背景を伝え、続けていかなければならない」と話している。

問い合わせは駒ケ根ロータリークラブ(電話0265・83・0125)へ。

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