2017年12月22日付

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はたから見るほど「医療」と「介護」の連携は簡単ではないらしい。高齢化が進む中で医療と介護の連携の必要性が指摘されている。いろんな職種の人が日ごろの業務の中で連携のあり方を模索している▼諏訪市で行われた医療や介護、福祉の関係者対象の「多職種協働セミナー」は、職種間のよりよい連携につなげようとの取り組みだ。医師、歯科医、看護師、介護福祉士、ケアマネジャー、訪問リハビリスタッフらが業務を終えた夜に集まり意見交換した▼「医療の言葉は専門的で難しい」「退院後のスムーズな連携のため、入院時から考えることが必要だ」。情報共有したくても、こんなささいなことを連絡してもよいのかと感じてしまう―との思いもあるようだ。日常的に「顔の見える関係づくり」を意識する大切さが指摘された▼国は地域ぐるみの支援体制づくり「地域包括ケアシステム」の構築を進めている。医療関係者によると、多くの人が関わらないと住民の命を支えることはできず、生涯安心して地域で暮らすにはどうしたらよいかとの発想が重要という▼最近、「2025年問題」という言葉を聞く機会が増えた。団塊の世代が75歳以上の後期高齢者の年齢になる25年には、国内のほぼ5人に1人が後期高齢者となる超高齢社会を迎えることになる。医療と介護の連携による在宅支援の体制づくりへ顔の見える関係がますます重要になる。

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