「うしパン」商品化検討 南箕輪の味工房

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上伊那農業高校の生徒から「うしパン」の作り方を教わる味工房のスタッフら

南箕輪村開発公社が運営する同村大芝高原の味工房は、村内にある上伊那農業高校の加工班の生徒らが開発し、今年の第36回牛乳・乳製品利用料理コンクール県大会(県牛乳普及協会主催)で最優秀賞を受賞したレシピ「うしパン」を製造販売する検討を始めた。21日には味工房のパン班、米粉(おやき)班のメンバー4人が同校を訪れ、生徒から作り方を学んだ。

味工房の現場で商品製造に関わる人たちが一緒に作ることで、商品化を具体的に検討する素材にした。生徒が考案した「うしパン」は、薄力粉やスキムミルク、牛乳、卵、キャンディーチーズなどが材料。練りごまのペーストを使って牛のホルスタイン柄を作る工夫をしている。2年生で班長の鈴木優梨香さん(17)は「幅広い年代の人たちの毎日のおやつになるように栄養面を考えた。カルシウムがとれるようにし、高カロリーにならないように油を使わず、砂糖の代わりに蜂蜜を使った」と説明した。

味工房は来年4月のリニューアルオープンを目指して増改築工事中。施設整備を進める村としても、新商品の登場は大歓迎で、同席した有賀正浩農政係長は「牛乳をはじめ、地元産の材料を使うこともできそうで、特産品としてぜひ形にしてほしい」と期待する。同日は同班が開発した「もちもちりんごおやき」や「カリカリイナゴかりんとう」も作り、商品化の可能性を探った。

実習を受け入れた同校の小田切貴志教諭は「この学校の施設には菓子関係の製造免許がないため、販売ができない。皆さんに作ってもらえれば生徒たちが一生懸命考えたものを世に出すことができる」と話した。

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