上諏訪駅前開発 19年開所へ商業棟着工

LINEで送る
Pocket

商業棟の建設工事が始まったJR上諏訪駅前。2019年2月のオープンを目指している

「着工をずっと待っていた。楽しくて心地良さを感じられる施設になってほしい」。新たに建てる商業棟が12月初旬に本格着工したJR上諏訪駅前の民間開発事業。駅近くに住む会社員、清野賢一さん(46)はこう期待する。

まるみつ百貨店が閉店して6年10カ月。事業はようやく目に見える形で進んだと言える年になった。商業棟の事業主体である民間会社「諏訪駅前開発」は3月、計画概要を明らかにし、商業棟の核店舗としてスーパーのツルヤ(小諸市)が1階に出店すると説明した。

商業棟はまるみつ跡地側に鉄骨造3階建てで建設する。建物や駐車場、緑地などを含めた敷地面積は5300平方メートル余、延べ床面積は約1万1000平方メートル。2階は医院や歯科医院、薬局、飲食店、雑貨店など10施設程度が入居する計画だ。

3階は諏訪市が設ける公共スペースなどが入る。市は使い勝手の良いエリアにしようと5月から市民に機能を考えてもらうワークショップを開始。団体関係者や公募住民ら約30人のメンバーは12月、「多世代が交流できるスペースを」「誰もが毎日使える居場所に」などと提案した。

市は年内に機能や配置の原案をまとめ、来年1~2月にパブリックコメント(意見募集)をした上で決定する。金子ゆかり市長は「多機能なエリアにする方向で考えたい」とする。

商業棟の隣に建設される住居棟のマンションは、マリモ(広島市)が事業主体となり、10階建てで89戸を分譲する。来年5月の着工、19年秋ごろの完成を目指す。

2018年11月を目標にしていた商業棟のオープン時期は19年2月にずれ込んだ。工事は厳しい日程で行われるが、「確実に間に合わせる」と諏訪駅前開発の井口恒雄社長。「2階にも市民のためになるテナントを入れ、期待に応えられる施設にしたい」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP