伊那市のバスや乗合タクシー 13路線利用者減

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伊那市地域公共交通会議と協議会は22日、合同会議を伊那浄水管理センターで開いた。市協議会が市内で運行するバスや乗合タクシー計13路線の利用状況を報告。今年度10月までの利用者は5万1939人で前年度同期に比べ4766人(8・4%)減少した。特に市街地循環バス「イーナちゃんバス」外回りが14・3%減の2万1330人。市協議会とは運行主体が別の同循環内回りに乗客が分散した影響が大きく、会長で同市の飯島智企画部長は「絶対数とすれば利用者増の見方もできる。新しい選択肢で交通体系としては充実したのでは」と分析した。

市街地循環バスは時計回りの外回りを市協議会が以前から運行し、逆の内回りは伊那地区定住自立圏が4月から走らせている。4~10月の市街地循環内回りの利用者は1万1567人で、外回りを加えると3万2987人となる。外回りのみの1系統だった前年度同期の2万4899人を32・4%上回る計算だ。

「若宮・美原・手良・福島循環バス」は前年度同期に比べて1・7%増の1万503人。「循環内回りと乗り継ぎが良く、好影響となった」(事務局)という。

一方で、周辺部を走るほかの路線バスはすべて減少。通学で利用している児童生徒数や人口減なども影響を及ぼしているとみられ、「富県・東春近地区循環バス」24・9%、「新山・桜井・貝沼線」は13・1%など減少が目立った。

合同会議では、地元から要望があった乗合タクシーの停留所について、来年度から伊那西部地区で3カ所、西春近地区で2カ所追加すると決めた。バスの「新山・桜井・貝沼線」の一部ルート変更については今後、運行事業者の伊那バスと協議する。「三義・長谷循環バス」の高遠町川辺地区については、降雪や凍結で運行に危険が伴うため冬期間乗り入れないことにした。

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