富士見町 町営プールと艇庫廃止へ

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富士見町スポーツ推進審議会(河西元太郎会長)は21日夜、町民センターで開き、町教育委員会が町営のB&G海洋センタープールと同センター艇庫の廃止を諮問した。審議会は「施設が老朽化する中で維持管理の難しさや町の財政負担を鑑み、廃止やむなし」(河西会長)と同意し、同日、脇坂隆夫教育長に原案通り答申した。

両施設は、海洋性レクリエーションを全国普及するB&G(ブルーシー&グリーンランド)財団が1981年に建設、85年に町が無償譲渡を受けた。主に夏場、一般開放し、水泳やヨット、カヌーの教室を開くなどで町民の健康増進に活用してきた。

しかし艇庫は99年以降、利用が大幅に減少、プールは2014年の大雪で建物を損傷し、使用を休止していた。町教委はこれまで、同財団とともに施設の存続や用途変更の可能性など検討を重ねてきたが、修理や当面の維持補修に約3600万円を要することが分かり、施設が老朽化している現状や利用者人口の減少から廃止の方針を打ち出した。

同審議会では異論は出ず、諮問に同意。答申書に「スポーツ振興は町の重要施策。今後も全ての体育施設において適切かつ安全な維持管理を促進して、町民の健康を育む町の独自性を一層伸ばして」との意見を添えた。

脇坂教育長は「寂しい思いではあるが、休止のまま放置するわけにもいかない。町民の気持ちを受け止めてスポーツ振興に努める」と述べた。

町は廃止に向けて来年3月の町議会定例会に諮る方針だ。

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