2016年04月19日付

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「おじいちゃん、ぼく、二年生になってかん字を書けるようになったよ」。12日付の本紙上伊那版は、宮田村宮田小学校3年の下村治也君が日本郵便主催の「第13回全日本年賀状大賞コンクール」で文部科学大臣賞を受賞したことを伝えていた。祖父に宛てた年賀状は、漢字を覚えた喜びなどを手書きの文字で表現している▼毎年わが家に届く年賀状は枚数は少ないながら、送ってくれる人の思いがこもった個性にあふれている。近況を細かく報告してくれるもの。家族の写真が印刷してあり、子どもたちの成長ぶりがほほ笑ましいもの。近年はパソコンの普及で多様性が広がり、字体やレイアウト、色彩も豊かになっている▼家人に年賀状を任せっきりにするようになって久しい身としてはおこがましい限りで、印刷された年賀状も楽しいが、手書きの年賀状には心温まるものを感じる。余白に手で書いて添えたちょっとした一言にも味わいがある▼年賀状には、遠く離れた親戚や友人、知人とお互いの無事を確かめ合う意味合いもあると思う。久しく顔を合わせなくなっている人への、元気で過ごしていきましょう│というメッセージ▼熊本県を中心にした九州を大地震が襲った。決して小さくない揺れが続いているという。恐怖と不安は計り知れず、励ましのメッセージも思い浮かばない。一刻も早く、少しでも心落ち着く状況になることを願うばかりだ。

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