伊那の小中6校ICT導入 授業効率アップ

LINEで送る
Pocket

電子黒板を使って発表する伊那市新山小の児童。市では2019年度末までに小中学校全校に配備したい考えだ

伊那市教育委員会は、今年7月までに電子黒板や書画カメラなどICT機器を導入した市内6小中学校への利用効果を検証するアンケート結果をまとめた。結果では授業準備の効率化や学習効果の向上が挙げられ、市では2019年度末までに全小中学校に配備したい考えだ。

アンケートは、電子黒板などの大型掲示装置が常設されている小学4校、中学2校の教員と児童、生徒を対象に、11月8日~20日に実施。教師からは小学校21件、中学校10件、児童、生徒からは小学校146件、中学校175件の回答を得た。

アンケート結果によると、導入した小学校では、ほぼ毎日使用している教員が40%強で、週の半分くらい使用するとした回答も約40%あった。中学校のほうが利用頻度が高く、教員の約90%が活用していると回答。活用方法としては「図や写真、文章などを拡大して見せる」「ビデオ教材など動画の視聴」「生徒のノートの写し出し」など、通常の黒板ではできない活用方法に利便性を感じている。

児童、生徒は、「ICT機材を使うと文や資料、図などのどこを見れば良いかが分かりやすいか」の質問に、「そう思う」が60%を越えた。ただ、「先生たちが使い方を分かっていない」「スクリーンの設置や操作に時間がかかる」などソフト面の指摘もあった。

市教委学校教育課では、学習効果の面では、どの項目でも効果が見られる―と考察。「導入してからアンケートまでの期間が短く、まだ使いこなしていない時期だったので、ICT機器の良さが十分に発揮されていない。今後は活用方法の研修を重ねていきたい」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP