駒工の後輩にエール 技能五輪金賞の井上さん

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母校の駒ケ根工業高校で講話する井上さん

青年技能者の技能レベルを競う第55回技能五輪全国大会(11月24~27日、栃木県)に出場し、精密機器組み立て競技で最高賞の金賞を受賞した伊那市出身の井上優太さん(21)が28日、母校の駒ケ根工業高校(駒ケ根市)を訪れ、後輩たちに優勝報告した。セイコーエプソン(諏訪市)に勤務する井上さんは、技能向上に向けた日々の取り組みや仕事への心構え、進路選択などについて報告、助言し、未来を担う後輩たちにエールを送った。

井上さんは同校機械科の2014年度卒業生。現在はセイコーエプソン本社事業所技術開発本部ものづくり塾技能道場に所属し、同世代の社員とともに技術の研さんに励んでいる。技能五輪への挑戦は3年目。精密旋盤やフライス盤、平面研削盤などを使い、指定された部品を加工して組み立てる精密機器組み立て競技に出場し、今回初の金メダルを手にした。

全校生徒への報告に先立ち、機械科2年生(40人)を対象に講話した井上さんは、働く意味について「答えは一つではない。義務だと思うと続かないので夢を見つけて仕事につなげてみて」と助言。精密機器組み立て競技については「ミクロン単位で調整し、組み立てている」「技術のほか感覚のレベルで技能を磨く」と紹介し、後輩たちに「人材育成に力を入れている企業もあるので、五輪や検定などを目指してみて」と呼び掛けた。

聴講後、同科2年のルーム長を務める遠藤海斗さん(16)は「機械科の先輩にこんなすごい技術を持つ人がいて誇りに思う。井上さんのように頑張らなくては」と気持ちを新たにしていた。

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