諏訪湖関連に5割超活用 諏訪地振局の推進費

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県諏訪地域振興局が、今年度新設された地域振興推進費を活用した事業は、実施済みと実施予定を含めて15事業となった。予算枠846万円のうち15事業の総額は780万円。このうち諏訪湖に関連した事業は6事業で総額426万円となり、全体の55%を占める。八ケ岳や霧ケ峰に関連した事業は7事業計292万円で37%となる。

県は今年度、地域重視、現場重視の方針を打ち出し、地域課題を主体的に解決するため県内10の地方事務所を地域振興局に改め、地域振興推進費を新設した。同局の裁量で執行できる予算で、企画振興課は「地域の課題解決、新たな取り組みにタイムリーに対応できる利点がある」とした。

同局は6市町村長との「諏訪地域戦略会議」などを通じ、横断的な課題として「諏訪湖を活かしたまちづくり」と「八ケ岳・霧ケ峰の魅力を活かした広域観光」を設定し、地域振興推進費を活用した事業を進めてきた。

諏訪湖関連では諏訪湖の流入河川の水草ヒシ除去に247万円、諏訪湖周サイクリングロード体験会・意見交換会に42万円、2018年2月下旬に実施予定の諏訪湖学習ツアーに40万円。

八ケ岳・霧ケ峰関係は信州デスティネーションキャンペーン(2017年7~9月)に関連した事業が目立った。キャンペーンCMで人気を集めた白駒の池(南佐久郡佐久穂町)に通じる国道299号(メルヘン街道)への案内看板の設置に28万円、期間中の交通事故防止の啓発活動に17万円としたほか、霧ケ峰自然保全再生事業に126万円。

全体を通じて意見交換や意識啓発、体験会などの事業が目立った。高齢や障がいの有無にかかわらず誰もが楽しめる「ユニバーサルツーリズム」に関する講演会とパネルディスカッションに49万円、カヌー体験会に38万円を活用した。

酒井裕子局長は「地域振興推進費を活用した事業を通じ、地域の皆さんとさまざまな意見を交わし、多くの種をまいた。来年以降、この種をしっかりと育てていきたい」と振り返った。

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