パラ五輪でメダル獲得を 願い託すハート飾り

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手作りの「ユールヤータ」を手にする岡谷東高校のボランティア部員たち

頑張れニッポン―。岡谷東高校(岡谷市)のボランティア部が、平昌冬季パラリンピックに出場するパラアイスホッケー日本代表チームのメダル獲得を願い、応援に力を入れている。岡谷市のやまびこスケートの森アイスアリーナを拠点とする”地元チーム”のために、1、2年生の女子部員12人がハート形の飾り「ユールヤータ」を製作。来年2月に同施設で行う大会前の合宿で、選手たちに手渡す。

ユールヤータはデンマークの伝統的な飾りで、縦6センチ、横12センチほどの大きさ。温かみのあるフェルト製で、赤や白、青、緑、オレンジから2色を使って編み込んで仕上げた。部員の熱いエールと、選手の思いが交わるように―との意味を込めた作品。バッグなどにつるしてもらおうと40個用意した。部員たちは「平昌は遠いので、代わりに飾りを連れて行ってもらい、会場まで応援を届けたい」と願っている。

同部と選手の交流は、市社会福祉協議会の呼び掛けで応援イベントに参加したのがきっかけ。部長で2年の小平鈴さん(17)は「これまで縁のないスポーツだったが、選手の迫力あるプレーに心動かされた」と話す。

今年10月の最終予選に向けて、部員たちはリングが切れると願いがかなう必勝のお守りとして手作りのミサンガ36本と、応援メッセージを寄せ書きした旗1枚を贈った。平昌出場を受けた11月の祝勝会では、選手から「試合中にミサンガが切れて、予選突破の願いがかなった」と喜びの声も。部員たちは「力になれたんだと思い、すごくうれしかった」と振り返る。

選手との関わりを通じて、パラリンピックやパラアイスホッケーの競技について初めて知り、関心を持つようになった部員も多い。2年の窪田陽花さん(17)は「障がいを乗り越えて頑張る姿に、多くの人が勇気や感動をもらうと思う。もっと世の中に広めて、応援の力を増やしたい」と話す。

小平さんは「さらに試合や練習で頑張ってもらえるように、少しでもサポートできたら。これからも、私たちに何ができるのか考えていきたい」と思いを熱くしている。

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