空き店舗スペインバル 駒ケ根JCの企画活用

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駒ケ根市の中心市街地でスペインバルを営む池成さん夫婦

駒ケ根市内でスペインバル(洋風居酒屋)「エル・オサムーチョ」を営む池成修さん(40)が、同市のJR駒ケ根駅近くの広小路商店街に店を移転した。駒ケ根青年会議所(JC)が9月に行った「まちなか空き店舗ツアー」で紹介した物件を活用したもので、同ツアーでは初の契約。池成さんは「JCの企画でいい物件に出合うことができた」と感謝し、「中心市街地の活性化に貢献できるよう頑張りたい」と張り切っている。

池成さんは同市小町屋出身。高校卒業後に東京都の飲食関連会社に就職し、飲食店などで働いてきた。2015年に退社してUターン。JR小町屋駅近くにある喫茶店を営む実家の一部を改装して店を始めた。店舗や家の新築を検討する中、市内の家賃相場などの参考になればと参加した駒ケ根JCの空き店舗ツアーで、飲食店だった今回の物件に出合った。

スペインバルの営業は妻の光さん(33)と新婚旅行で訪れたスペインの「陽気で飾り気がなく、個性的な」印象や、巡ったバルの雰囲気、ワインの味わいを 気に入ったことがきっかけという。店内も本場の雰囲気に近づけ、スペイン産のワインやチーズ、生ハムをそろえるほか、地元産野菜も使ったパエリアをはじめ、「タパス」と呼ばれる多彩な小皿料理がメニューに並ぶ。

「スペイン料理を通じて、新しい味や食べ方など、食の楽しさを紹介したい。本場のバルのように気軽に立ち寄ってもらえる店になれば」と池成さん。「駒ケ根は小さいけれど、移住者が増えていたり青年海外協力隊の施設があって、人の動きや国際色もある面白い要素のあるまち。地域の魅力づくりの力になれるよう、まずは店を成長させたい」と意気込んでいる。

空き店舗ツアーを企画した駒ケ根JCの青木謙一さんも「ツアーが成果につながったことは大きな喜び。今回の出店が呼び水となってまちなかへの関心や空き店舗活用の動きが広がり、中心市街地の価値が高まっていけば」と期待している。

営業時間は昼が月~金曜日の午前11時30分~午後1時(ラストオーダー)、夜は月~木曜日が午後6~10時(ラストオーダー)、金、土曜日は午前0時まで。日曜日定休。問い合わせは同店(電話0265・75・9116)へ。

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