伊那市長谷で1~3月 自動運転車実証実験へ

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自動運転車実証実験の拠点となる道の駅「南アルプスむら長谷」

国土交通省による自動運転車の実証実験が、伊那市長谷で1~3月のうちに実施される。道の駅「南アルプスむら長谷」を拠点に、美和診療所、長谷総合支所を結ぶ国道152号をメインにした往復5キロのルート。市民ら約100人を乗車モニターとして募集する。

高齢化が進む中山間地での移動手段や物流の確保、地域の活性化などに自動運転車を導入する国交省の実証実験は4月に5カ所を選定。7月に公募で伊那市長谷など8カ所を選んだ。

長谷では、ドライバーが運転席から監視する「レベル2」を5日間行い、そのうち1日は緊急停止用の係員が同乗するのみで運転席は不在の「レベル4」を組み合わせる。運行本数は1日4本(レベル4実施日は2本)。「レベル2」は一般交通と混在で、「レベル4」は往復800メートルの市道区間を交通規制して実施する。

実験車両は衛星利用測位システム(GPS)や道路に設けた磁気センサーで自車位置を特定し、既定のルートを走行する20人乗りのバス車両を使用する。磁気センサーはレベル4の実験区間の一部150メートルに埋設する。

モニターや近隣住民にアンケートを実施して、自動運転の社会受容性を検証。小型無人機ドローンなど新産業技術を連携させる伊那市の物流の仕組み作りを踏まえ、人と荷物を同時輸送する「貨客混載」をこの実験で行うなど、地域効果を幅広く調べる。

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