理系女子の雇用応援を拡充 諏訪市

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諏訪市は来年度、技術者や研究者を目指す首都圏の女子学生の市内企業への就職を促す「リケジョ(理系女子)雇用応援事業」を拡充する方針だ。昨年8月に初めて実施したところ、応募が定員30人を上回る58人に達し、実施後のアンケートでも「進路の幅を広げる良い機会になった」など好意的な受け止めが目立ったことから、需要があると判断した。

ものづくり企業が集積する市の強みを生かした事業。就職で呼び込み、定住、結婚、出産の循環による人口増も視野に入れる。今年度は、これまで交流の実績がある東京工業大、東京理科大、工学院大(いずれも東京)の大学生、大学院生の計28人が8月下旬に2泊3日で参加。市内企業4社から会社概要や従業員の働き方について聞く機会を設けたほか、市内3社の工場を見学し、現場技術者と意見交換した。

帰路のバスの中でアンケートに記入してもらったところ、「中小企業の工場見学で生の声を聞けたことで将来の進路の幅を広げる良い機会になった」「大企業にはない良さを感じられた」などの声が寄せられた。

市は拡充内容について、対象の大学を増やすか、3大学は継続した上で定員を増やすかといったことを検討している。

市経済部は、市内企業を紹介する最新版のガイドブックを参加学生に渡したり、諏訪地域の就職説明会の日程をメールで送るなどフォローする。「売り手市場の中で市内の中小企業が選ばれるのかということはあるが、参加者の中には市内企業に就職したいという人もいた。就職先の選択肢の一つになれば」としている。

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