茅野駅前に4月開校 中央国際高のサポート校

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信州中央高等学院の諏訪学習センターが開校するJR茅野駅前のビル

県内で学習塾を運営する「アイ・キューブ」(茅野市塚原)は4月、広域通信制高校「中央国際高校」(本校・千葉県夷隅郡御宿町)の指定サポート校「信州中央高等学院」を茅野市の本社ビル3階と長野市、松本市に開校する。同校の県内サポート校は初めて。不登校など多様な学びをサポートし、「社会で生き抜く力」を育む場所にしたいとしている。

通信制高校は、学びの成果を学校に報告するレポート作成、スクーリング(出席が必要な授業)、単位認定試験、特別活動で必要単位を修得し、条件を満たすと卒業できる。具体的には、必須科目を含む74単位以上の修得、3年以上の在籍期間、30単位時間以上の特別活動が求められる。

全国どこからでも入学が可能で、以前の高校在籍時に修得した単位も加算される。スポーツや芸能活動で毎日学校に通えなかったり、人との関係を持つのが苦手だったり、仕事をしながらでも学べるのが特徴だ。

同校は学校法人中央国際学園が2013年に創立。サポート校が東京、神奈川、千葉、愛知、新潟に計7校ある。高校の定員は1800人(昨年11月末の在籍数は約1500人)で、卒業率は97~98%、進学率は6割強という。

アイ・キューブが通信制高校の運営に参画した背景には不登校の問題がある。不登校を機に塾を去る生徒も多く、「顔見知りの塾の先生として力になれることがあるのでは」と声が上がった。1年余り研究・検討し、理念が同じ中央国際高校と連携した。多様化する地域の教育ニーズへの貢献を目指す。

県内サポート校は茅野市の諏訪学習センター、長野市三輪の長野学習センター、松本市中央の松本駅前サテライトセンターの3カ所。アイ・キューブ新規開拓部の原卓也部長は「塾のノウハウを生かして一人ひとりの目標や夢をサポートし人生のリセットができる場所にしたい」と語る。

県教育委員会によると、15年度の県内不登校児童生徒数は小学校541人(在籍比0・48%)、中学校1668人(同2・71%)、高校703人(同1・19%)。県内に本校を置く通信制高校は県立2校、私立8校で、このうち私立2校が今年度開校した。

同学院のホームページは1月4日、受け付けの相談窓口は同9日に開設する。問い合わせは同社(電話0266・78・6830)へ。

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