食ビジネス創業支援 富士見森のオフィス

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共用の厨房を提供して飲食事業を支援する「富士見森のオフィス」

富士見町が運営する同町塚平の共用ITオフィス「富士見森のオフィス」は、施設内の厨房を利用して食ビジネスの創業支援を始めた。「飲食店や仕出しなど事業を立ち上げたいが、自店を構える資金がない」という人に食品営業許可を取得したオフィスの厨房を提供。現在の利用登録者は2人で、それぞれ新年には事業開始を目指しているという。

複数の希望者が時間制で厨房を共有する「コワーキング・キッチン」と呼び、同オフィス利用者の要望で2017年秋に始めた。事業主体、食品衛生責任者は創業者本人が担い、事業所在地を同オフィスに置くことができる。対象事業は「一般食堂」「仕出し」「弁当屋」の3業種で、製造所登録の利用料(年間4万2000円)と、厨房貸し切り料(2時間2500円)を同オフィスに支払う仕組みだ。

同オフィスは2015年12月の開設以来、IT関連業者や広告デザイナーなど県内外から利用がある。近頃は交流を求める新規就農者や子育て中の主婦、移住して新たなビジネスチャンスを探す人、人材を求める地元企業など多様な人、企業が集まる場に育ってきた。

こうした人的なつながりを生かし、「地元の食材を使った独自性の高いメニューを開発し、販路や広告宣伝まで支援できる。このオフィスで食堂を開いたり、弁当を販売することも可能」(同オフィス)という。

当初の登録者2人はいずれも30代の主婦。自分のペースで手軽に始められる小規模ビジネスは「子育て世代の女性の社会復帰や自立支援にもつながる」と社会貢献の手ごたえも感じている。

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