八島湿原の木道補修を CF型ふるさと納税

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クラウドファンディング型ふるさと納税の返礼品に想定される八島ケ原湿原オリジナルグッズ

下諏訪町は、使途を決めた分野に賛同者から出資を募る「クラウドファンディング(CF)」の手法を用いたふるさと納税の運用を始める。第1弾は、国天然記念物の指定を受ける町郊外の八島ケ原湿原の木道を補修する事業を対象とし、目標額は70万円。返礼品を目的とせず、使用目的から寄付金を集める制度を新たに取り入れる。

クラウドファンディングは、インターネット上で趣旨に賛同した出資先から資金を調達する仕組み。諏訪地方の自治体では諏訪市が市内循環バスをラッピングする事業を対象にしたふるさと納税で今年度から募集し、すでに目標額に達している。

湿原の木道は、県からの補助を受けて毎年秋に未補修部分を入れ替えている。町は、集まった資金を財源に独自事業として多くの観光客が訪れる5月の大型連休前に整備を進めたい考え。湿原の貴重な植物を保護し、観光客の安全につながる趣旨を発信する。

寄付の受付期間は今月18日~3月18日の2カ月間。町公式ホームページと、全国の自治体のふるさと納税を集めたポータルサイト「エフバイジー」から申し込む。目標額に達しなくても寄付分で事業を進める。

寄付額は自由。金額に応じ、返礼品として湿原に隣接する「八島ビジターセンターあざみ館」限定で取り扱っているオリジナルグッズを贈る。

青木悟町長は「使い道を具体的に示せば寄付をしやすい。下諏訪の宝をPRする機会にもなる」と話した。町総務課は「社会的意義に共感して寄付をする若年層は多い。第1弾の様子をみて、第2弾、3弾の内容と規模を決めていく」としている。

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