ウェブ110番 聴覚障がい者が通報訓練

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タブレット端末でウェブ110番の通報を体験する上嶋さん(左)と見守る上野さん

110番の日の10日、県警は聴覚や言語機能に障がいのある人でもパソコンやスマートフォンなどから文字で通報できる「ウェブ110番」のシステムを使った通報訓練を実施した。聴覚に障がいのある人にシステムを体験してもらおうと、県内の110番通報をすべて受けている県庁の通信指令課に県聴覚障がい者情報センターの上嶋太所長を招いて行った。

訓練は、県警が一日通信指令室長に委嘱した元スキー選手でソチ冬季五輪フリースタイルに出場した上野真奈美さんの合図で開始。上嶋さんが長野市内で自動車同士の追突事故を目撃した想定で、タブレット端末を用いた。

県警のウェブサイトの指示に従いながら情報を入力し、通信指令課の警察官と文字で対話するチャット機能も使って詳しい状況を伝えた。

訓練後、上嶋さんは「スムーズで使いやすい。これまで通報しようとしたことは何回かあり、周りの聞こえる人にお願いしていたが、私の言いたいことをきちんと伝えてもらえるかという心配がある。ウェブ110番は緊急時にいつでも自分で連絡できる安心な方法」と感想を話した。

県内でのウェブ110番は昨年11月から運用が始まり、通信指令課によると、この日までに1件の利用があった。

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