富士見町“地域で子育て” 信州型コミュニティスクール

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保育園、学校と地域住民が連携し、地域ぐるみの教育、子育て環境づくりを目指す「信州型コミュニティスクール」事業が富士見町で落合地区を皮切りに始まった。19日、落合保育園で地元の壮年ボランティアグループ・第8シルバー隊と園児との顔合わせ会があった。

コミュニティスクールでは、住民が日常的に授業や保育の支援、学校行事へ参加したり、登下校の見守りなどで子どもと関わり、保育、教育をサポート。併せて住民自身の生きがい創出や健康づくりにもつなげる。今年度から専属のコーディネーターを町教育委員会内に置き、当面は小規模で連携がしやすい落合、境地区で先行実施。各保育園、学校と地域の実情に応じながら広げる計画だ。

落合地区の同事業を支えるシルバー隊は今年1月に発足。瀬沢、先能、机、平岡、神代の5地区の町消防団OBや区役員経験者の16人が所属する。同園では当面、遠足や散歩、園行事に参加し、子どもたちと触れ合う。

顔合わせで隊長の久保泰彦さん=瀬沢=は、「遠足でお猿さんが出てきたら追っ払って皆を守るよ。いつでも駆けつけるから呼んで」と頼もしさをアピール。園児たちも「よろしくお願いします」と元気にあいさつを返した。

同園の小林美絵園長によると、地域との連携は、地元の落合小学校が閉校した2011年度以来の復活。「入園したばかりで集団に慣れない子どもも地域の人に見守られて成長できれば。小規模園ならではの、子どもと密接な交流ができると思う」と期待。

久保さんら隊員は「サポートのつもりが、子どもたちに鋭気をもらえた」、「久しぶりに子どもの声を聞けて良かった」などと話し、これからの交流を楽しみにしていた。

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