2018年01月16日付

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年配の人にとって、現在のどんど焼きや成人式などの開催日は、違和感を覚えてならないだろう。どんど焼きといえば、1月14日から15日にかけて、成人式は15日に行うのが当たり前だとずっと頭の中に刷り込まれていた。その日に行うのは何かしら意味があるのだろうが、少子高齢化の時代、何をやるにも休日に合わせなければできないのが現実だ▼どんど焼きは古くから小正月の伝統行事とされている正月の火祭「左義長」の一種とされ、14日の夜または15日の朝に行われてきた。元来、荒々しい霊魂を追い退けるためのものとされているが、その起源は定かではない▼現代においても全国各地で続けられており、その呼び名はさまざまだ。諏訪地方のほか静岡や群馬の一部では「どんど焼き」、中信地方では「三九郎焼」、東日本の多くは「さいと焼」と呼び、「とんど」「おんべ焼」などと呼ぶ地域も▼四季がはっきりとした日本で伝統行事は季節を感じるためにも重要。意味を考えることもなく皆がやっているからやっているという人も多いだろうが、ときにその意味や先人の思いを感じることも大切だ▼日本では誕生や成人、結婚、死という一生の大きな節目には多くの儀礼があり、季節の変わり目にもさまざまな年中行事が行われている。面倒にも思えるが、人の一生や季節を大切に思う日本人ならではの儀礼、行事は大切にしていきたいものだ。

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