宿泊客を夜の市街地へ こまがねナイトテラス

LINEで送る
Pocket

こまがねテラスの説明会に参加した居酒屋などの店主。宿泊客が市街地で飲食しやすい環境を整えていく

登山客らを呼び込み中心市街地活性を図るプロジェクト「こまがねテラス」を進める駒ケ根市の有志らは、居酒屋など夜間営業の飲食店への集客に力を入れる新たな取り組み「こまがねナイトテラス」(仮称)を始める。「泊食分離」の考えの基、駒ケ根高原などに宿泊する観光客を市街地の飲食店へ誘導する狙いがあり、今後、事業内容を具体化させる方針。15日には居酒屋の店主らを対象に説明会を開き、新たな取り組みへの参加協力を求めた。

プロジェクトは中央、南の両アルプスの麓にある中心市街地をテラスに見立て、まちの魅力を向上させて山を訪れる観光客を誘導する試み。中心市街地15店舗の店主や、まちづくり団体の関係者約20人が参加。荷物預かりや“山”をテーマにしたオリジナル商品、サービスの販売・提供など、昼に営業する店舗を中心とした市街地回遊の魅力づくりを進めてきた。運営組織はさらに地域を巻き込んだ形での取り組みを強化したい考えで、今年度中に参加店舗を30に拡充する目標を掲げ、夜の営業店にも注目した。

15日に同市の駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた会合で運営組織側は、新たな取り組みについて「宿泊客に市街地で飲食してもらう仕組みを作りたい」と説明し、店主に事業への参加を求めてプロジェクトにちなんだ商品開発を依頼。今後はチラシなどで店舗をPRしていく計画を示したほか、市街地での駐車場新設、駒ケ根高原と結ぶ交通手段の確保、民泊と関連した事業展開も検討していくとした。

居酒屋の店主ら5人が参加した。「アミューズメント・バー・リング」の代表、川島昭叔さん(44)は「夜の駒ケ根にはさみしさがある。もてなす意識を高めることにもつながる」と述べた。居酒屋幸元の店主塩澤元幸さん(40)は「県外のお客さまから街でご飯を食べたいとの声は聞かれる」とし、事業へ協力する意向を示した。

参加店は随時募集する。問い合わせは事務局の市商工振興課(電話0265・83・2111)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP