2018年01月17日付

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「社会を明るくする運動」作文コンテスト。今年度の県コンテストも多くの作品が寄せられた。最優秀賞6点のうち3点は、祖父母らとのやり取りが題材。おじいちゃんやおばあちゃんの姿や言葉が、心にどう響いたのか、素直な気持ちをつづっている▼小学校の部。村瀬貴哉君=岡谷田中小6年=は、おじいちゃんの毎朝の見守り活動から、当たり前と思った日常が、たくさんの人のまなざしの中にあることに気づいた。「ぼくも(地域に)何かしなければ」と考え、精いっぱいのあいさつを誓った▼同じく新津智哉君=小海小2年=は、大好きだったひいばあちゃんとの別れから、1人の命が多くの人の悲しみになることや、死んだら二度と帰ってこないことを実感する。そして「しね」とか「ころす」といった言葉は、冗談でも言わないと決めた▼中学校の部では、横山笑心さん=豊科南中1年=が、曽祖母とのことを書いた。体の弱くなった曽祖母の姿が受け入れられず、避けてしまった。曽祖母の今まで見たことのない悲しい顔と、「長生きなんてするもんじゃない」の言葉に、自分のすべきことに気づく。「明るい顔を見せに行こう」▼横山さん、その後、どうしたろうかと思い聞いてみると、笑顔で会いに行っているとのこと。「もやもやした気持ちがすっきりした」。時間の大切さに気づいたとも。お互いにとって、大事な時間が戻ってよかった。

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