高齢者の事故防ごう 交通安全ファイル製作

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伊那交通安全協会と伊那署が高齢者の事故防止に向けて製作した交通安全ファイル。1000部を用意し配布している

伊那署管内で高齢者の関わる事故が全体の4割を占めていることを受け、伊那交通安全協会と同署は、高齢者の事故防止に向けた交通安全ファイルを作った。同安協などは「1件でも事故を減らしたい」とファイルを配り、交通安全意識の高揚を図る。

同署管内では、2007年は高齢者事故が全体の25%だったが、11年以降は40%前後の横ばいで推移している。17年も322件の人身事故数のうち高齢者の事故が134件と4割余に達している。

死者数については、過去10年間で死亡した計56人のうち、高齢者は67%の38人。17年の死者は6人で、そのうち高齢者は半数の3人だった。

同安協などは17年に発生した高齢者の死亡事故を中心に事故傾向を分析し、ファイルを製作。歩行中、運転中ともに事故が多いことから、歩行者とドライバーの両視点で▽通り慣れた道路でも必ず止まって安全確認▽明るい服装、反射材で存在をアピール▽夕暮れ時は早めのライト点灯-などとポイントをまとめ、イラストを添えた。A4サイズで1000部を用意。伊那署のほか、伊那市や箕輪町、南箕輪村の役場などで配布している。

同安協は「高齢者が事故に遭わない、事故を起こさないように普段からファイルを活用し、日頃の行動を確認してほしい」と話した。

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