リニア県駅への移動手段 住民の意向調査へ

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リニア開業を見据え、上下伊那の主要観光地で行った観光客への意向調査。地域住民へのアンケート調査を近く実施する

2027年に予定するリニア中央新幹線・東京品川-名古屋の先行開業を見据え、上伊那、南信州の県地域振興局は、飯田市に設置される県内駅への交通需要などを探るため、上下伊那地方22市町村の住民へのアンケート調査を始める。2000枚の調査票を市町村人口などに応じて配分し、無作為抽出した世帯に近く発送して協力を求める。居住地域別に交通アクセスの傾向をつかみ、今後の検討に役立てる。

居住地や最寄り駅、東京・名古屋方面への現在の交通手段・経路を尋ねた上で、リニア開業後の県内駅と居住地間の移動手段、開業後の都市圏への移動頻度について現時点での考えを聞く。

交通手段については、現行の交通機能(自家用車、JR飯田線、高速バス、タクシーなど)と、交通機能がいまより充実した場合に利用したい手段をそれぞれ問う。交通手段を選択する上での重要事項も尋ねる方針。上伊那北部では山梨県駅の利用意向もありそうだ。

両地域振興局は昨年11月の連休中、上下伊那の主要観光地に人員を配し、県外から訪れた約1000人の旅行者に今回とは別の観光客用調査票を配布。開業後の県内駅の利用意向や、県内駅から上下伊那各地への二次交通など13項目で回答を求め、既に回収を終えている。

年度内には、3大都市圏の人を対象にしたネット調査も実施。来年度にこれらの結果を整理、分析し、方面別にアクセス手段の優位性を評価する考えだ。地域住民対象の今回の調査に関し、上伊那地域振興局は「地域発展のための基礎的な資料になる。調査票が届いた方にはデータ収集への協力をお願いしたい」と話している。

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