長年の野良猫の世話に感動 新山小に銅像贈呈

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ブロンズ像を手渡す立花さん(左)

伊那市富県の立花典子さん(70)が、学校にすみついた野良猫の「たま」を長年世話してきた同市新山小学校に少女と猫のブロンズ像1体を贈った。18日に同校で贈呈式があり、立花さんは猫や像への思いを語りながら、「お友達として大事にしてほしい」と児童へ手渡した。

同校では児童や教員らが18年以上、たまの世話をしてきた。2016年12月6日、たまは天国へ。児童らは葬式を行い、1年後の昨年12月には思い出集会でたまと過ごした日々を振り返った。

立花さんは、葬式を取り上げた長野日報の記事でたまを知った。長年たまを見守ってきた児童や学校に感動し、思い出集会の記事を読んで贈呈を決めたという。

像は「光と風と友だちと」と題し、少女が籠を持ち、籠の中から子猫が顔をのぞかせている。彫刻家大道寺光弘の作で、高さ39センチ。立花さんは09年に見かけ、天国へ旅立ったばかりの飼い猫の面影を重ねて購入し飾っていた。「生まれた頃から猫と一緒に生活してきた」という立花さん。式で飼い猫や像、たまを知った経緯などを語った。「(たまがいて)子どもたちは良い経験したとわが事のようにうれしかった」とほほ笑んだ。

6年生の竹村花・児童会長(12)は「よく見ると猫がたまになんとなく似ている。みんなで大切にしていきたい」と感謝。高見真実校長は「(像の)猫がたまちゃんと重なって、心の中でたまちゃんがずっと長生きしてくれることを願っている」と話した。

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