食提供する憩いの場 諏訪市末広に計画

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設置が計画されている諏訪市末広の旧餃子菜館

諏訪市末広の活性化を考える有志グループ「末広プロジェクト会議」は、幅広い世代の人に食を提供して憩う居場所「コミュニティーキッチン」の計画を進めている。区内の空き店舗を活用する方針で、集まる小中学生らの学習支援をしたらどうか-といった案も出ている。17日夜には第9回の会合を末広二区公民館で開き、利用方法を話し合った。

利用を目指すのは、テンホウ・フーズ(同市中洲)が1956年に旧「餃子菜館」として末広に創業した場所。空き店舗となっている現在の建物は83年建設で木造2階建て。床面積約170平方メートルの1階部分を中心に利用を想定している。大石壮太郎社長は「発祥の場所の建物をまちづくりに生かせるなら」と賛同した。

同日の会合には区民ら約10人が参加。昨年12月に内部を見学した同会議の石城正志代表は「ちょうど良い広さ。昔の雰囲気のまま使ってもらえればいいのでは」と説明した。子育て支援をしている市内の女性は、建物内で子どもの勉強を見る学習支援を可能にするなど「いろんな機能を持たせたい」と話した。

会合に参加した大石社長は、周りの惣菜店などと連携して「ケータリングで食事を提供するのはどうか」と提案。旧餃子菜館を会場に高校生からお年寄りまでが集まって活用法を考えたらどうか-とも話した。

会議の立ち上げから関わる工学院大学名誉教授で都市計画が専門の倉田直道さんは「食をきっかけにいろんな人が交流できればいい」とし、持続可能な仕組みづくりが必要との考えを示した。今後、運営形態などを検討する。

同会議は、諏訪地域の高校生や支援する大人でつくる団体「ちぇんじすわみーてぃんぐ」がJR上諏訪駅周辺市街地のまちづくりを考える活動から派生して昨年5月に発足。末広での交流拠点づくりを目指している。

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