高遠城址さくら祭り 有料入場者4000人減

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桜が散っても来場者が絶えない高遠城址公園=20日

桜が散っても来場者が絶えない高遠城址公園=20日

伊那市は20日、同市高遠町の高遠城址公園さくら祭りの有料入場者数をまとめた。4~17日の有料期間中の入場者は約15万4000人で前年比約4000人の減。桜の開花が予想より1週間ほど早まったため、ツアーを予約した団体客が来場する時期とずれた影響とみられる。

公園は桜の開花時期に限って有料化している。入場者は2006年まで30万人を超えていたが00年ごろをピークに徐々に減っている。15万人台まで落ち込んだのは最近では東日本大震災があった11年と雨が続いた15年と今年の3回。

今年は4月3日に開花、8日に満開、17日に散り終わりになった。入場者が最も多かったのは10日の2万7000人。団体客の予約が20日まで入っていたが17日の雨で花が散ったため18日以降は無料にしている。

市観光協会は夜桜見物の来場者を増やすため、今年からカラーライトアップとイルミネーション上映、カメラマンによる撮影サービスを新たに企画。高遠ばやしの巡行や篠笛演奏、市観光大使の三沢あけみさんによるミニコンサートなどでもてなした。

公園の有料入場者が減った一方で信州高遠美術館と高遠町歴史博物館への入館者は増えた。美術館は同比約700人増の4478人、博物館は同比300人増の5300人だった。観桜期に合わせた企画展が好評だったとみられる。

高遠長谷商工観光課は「今年は有料化する開花時期と団体客が来る時期がずれたため有料入場者が減った。御柱祭や長距離バスの規制の影響もある」と分析する。

白鳥孝市長は「桜に特化したイメージから、通年観光の中での桜に位置づけていく必要がある。高遠石工やそば、モミジなど通年にわたる魅力を発信する仕組みづくりに至急取り組みたい」と話す。

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