2018年1月20日付

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きょうは一年で最も寒い時期とされる「大寒」。気象の異変が社会問題になっているが、この冬も天候に関するニュースが多い。雪は交通や物流、雪かきの重労働など日常生活に大きな影響を与えると痛感させられる▼今月11~12日、新潟県三条市のJR信越線では普通電車が積雪で動けなくなり、約15時間にわたり立ち往生。約430人の乗客が電車内に閉じ込められ200人ほどが車内で夜を過ごした。心身とも大変過酷な状況だったろう。体調不良を訴えた人もいた▼ソチ冬季五輪が行われた2014年2月。県内を豪雪が襲い、諏訪や上伊那地方でも交通網が寸断され、農業用ハウスに大きな被害が出た。諏訪地域は甲府市の大雪もあって物流が寸断されスーパーの陳列棚からは一時生鮮食料品が消えた▼国道20号は長時間にわたって通行止めとなり、茅野市や富士見町の沿道では多くの運転者が足止めを余儀なくされた。周辺住民は避難所を開設したり、温泉を開放したり。温かい心遣いがドライバーを支えた▼今冬の雪では全国で高齢者の除雪中の事故も起きている。自治体では除雪に関する取り組みを進める。青森市は、高齢者宅の雪かきをすると、1時間の活動で1ポイントたまり、1ポイントを100円に換算する「ボランティアポイント制度」を始めた。「記録的」とされる気象現象が珍しくない現代。暮らしを守るにはいろんな工夫が欠かせない。

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