テレワーク推進で奨励賞 駒ケ根のKoto

LINEで送る
Pocket

情報通信技術(ICT)を活用したテレワークの普及を目的とした第18回テレワーク推進賞(一般社団法人日本テレワーク協会主催)の受賞企業・団体が19日発表され、駒ケ根市がJR駒ケ根駅前に開設している駒ケ根テレワークオフィス「Koto」が最高賞の会長賞と優秀賞に次ぐ奨励賞を受賞した。県内では初の受賞といい、杉本幸治市長は「新しい働き方を駒ケ根から発信できて良かった。受賞は励みになる。これを機にネットワークを広げていきたい」としている。

ICTを活用して場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を可能にするテレワークの普及促進を目的に、2000年から続く表彰制度。今年度は「働き方改革が創造する活気あふれる社会を目指して」をテーマに全国からテレワークの実践、促進事例を募集した。テレワークに取り組む目的やその内容、独自性、効果などを基準に審査し、駒ケ根市を含む15企業・団体の受賞が決まった。

「Koto」は製造業以外の就職先が少ないことや、就労時間に制約のある子育て世代を中心とした市民の働く場確保などに対処するため、市が整備した施設で、昨年3月にオープン。東京都内のIT企業2社を誘致し、その拠点となるサテライトオフィスと両社を介して仕事を請け負うテレワークセンターの機能を備えている。

市によるとこれまでに累計200人以上の市民に対してテレワークの研修を行い、このうち登録する100人以上に対してテレワーク業務を提供。審査では誘致した企業に市民3人が雇用された点や業務提供の実績、雇用拡大に向けたセミナーの開催などが評価された。

19日に開いた定例会見で杉本市長は「スキルの高い人に大勢登録いただいている」とし、「地方創生の取り組みにも合致する」と評価。今後は「空き店舗を使い、もう少しテレワークオフィスを広げていけたら」と意欲を示した。

表彰式は2月13日に都内で行われる。

おすすめ情報

PAGE TOP