青年農業者未来語る 伊那でアグリフォーラム

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グループワークで上伊那地域の農業や未来について語り合う青年農業者や高校生、行政担当者ら

上伊那地方の青年農業者らが集う「2018アグリフォーラム“農魂”~Imagine」が23日、伊那市荒井のJA上伊那伊那支所であった。上伊那農業高校の生徒や県、市町村の農政担当者を含めて約70人が参加。青年農業者による課題解決プロジェクトの発表や、未来を語り合うグループワークがあり、地域農業を引っ張っていく意気込みを示した。

地域の青年農業グループなどでつくる実行委員会と、県上伊那農業改良普及センターの主催。高田知行実行委員長=箕輪町=は「農業者、高校生、関係機関と世代も立場もさまざまだが、それぞれの未来や上伊那の未来を想像(Imagine)しながら交流したい」と語った。

箕輪町で酪農を営む荻原大樹さんは、牛の足に万歩計に似た機器を取り付け、発情を検知するシステムの導入効果を報告。発情期に歩数が増える行動習性を利用し、増加するとメールが届く仕組みとなっており、「発情の把握がしやすくなった。妊娠頭数の増加につながり、その結果として乳量も増えた」とした。

昨年4月からこれまでに届いたメール65件のうち、1割程度は「追い掛けられるなどして歩数が増えたケースで発情ではなかった」といい、システムと目視確認を併用していきたいとした。

保育士から転身し、アスパラガスを主体にブロッコリーやスイートコーンなどを栽培している駒ケ根市の山口雅輝さん。「勇気のいる決断だったが、野菜を学校・保育園に納めれば、子どもたちの成長に役立つことができると思った」と振り返り、「農業という仕事の素晴らしさを地域に伝えたい」と意気込んだ。

会場には、青年農業者らの農産加工品や、同校畜産班が開発した鹿肉ジャーキーなどが集まり、グループワークではこれらを味わいながら、地域の魅力や将来について語り合っていた。

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