片山元総務相「地方創生」語る 下諏訪で講演会

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下諏訪商工会議所(下諏訪町)は24日、会員や一般住民を対象とした新春講演会を商工会館で開いた。元総務大臣で早大大学院教授の片山善博さん(66)が「真の地方創生を考える」と題して講演。人口減少が続く中での地域活性化について、「国の政策任せにせず、地域がそれぞれ知恵を出して考え、こつこつ続けていくことが大切」と強調した。

片山さんは全国の市町村共通の課題である人口減少について、出生率の低下と、地方から大都市圏への若い世代の流入を理由として説明。これに歯止めをかけて頑張っていこうとする地域を応援するため、安倍政権が地方創生を掲げた着眼そのものは「いいことで、全く同感」とした上で、「地方創生も3年半がたつが、効果につながる変化の兆しが見られない。政策がうまくいくよう切り替えていくことが必要」と指摘した。

効果が見られない原因を、「抱えている課題は地域によってさまざま。国はそれを一律に扱っている」とし、返礼品競争を引き起こしたふるさと納税や、不正常な取引を招きかねない半額旅行券などを例として挙げた。

「いわば症状の違う病人に同じ処方箋を出そうとしている」と説明。「地域の課題は自分たちで把握し、症状に応じた治療を考えていくべき。行政だけでなく、民間の知恵や経験も生かして進めていけばいい」と述べた。

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