2018年01月29日付

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先週の初めは何度も空を見上げた。東京都心で4年ぶりに大雪警報が発令され、県の南部でもまとまった雪の予報が出されていたので、どれだけ降るのかと身構えていた。心配していたほどの降雪はなく、ほっと胸をなで下ろした▼結果から見れば、予報が強過ぎた、ということになるのかもしれない。でも、この種の情報は可能性があれば、予測の最大値を示すべき。これはこれでいいのだと思う。かつて「災害の予報は『狼少年』と言われるくらいでもいい」と話す自治体の首長がいたのを思い出した▼個人的に言えば、天気予報に警戒を促されたせいで、いつもよりかなり早い時間帯から目が覚めた。庭に出て降った雪の量を確認した上で、朝の出勤準備と並行し、家の周りなどの除雪ができた。おかげで定時の出勤にも無事に間に合った▼通勤途中の集落などで、きれいに除雪された生活道路が見られたのが印象的だった。道沿いの家庭による奉仕作業だろう。日陰の道などはちょっとでもかいておけば、その後の雪の解け具合が違うし、解けて凍ってを繰り返しての凍結路面になることも防げる▼そもそも、大雪の際の円滑な対応は、行政による主要道の除排雪と、「丁場の雪かき」といった住民の手による除雪があってこそ成り立つ。その意味でも適切な天気予測を出してもらうこととともに、常に予報を気にかける姿勢が大切と改めて思った。

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