すわびとオペラ旅 地元出身の音楽家ら出演

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オペラの魅力に親しんだ「すわびとオペラ旅」=岡谷市のカノラホール

おかや音楽協会の「オペラに親しむ会」(佐原武代表)が初めて企画したオペラを題材にしたガラコンサート「すわびとオペラ旅」が28日、岡谷市のカノラホールで開かれた。会場の小ホールを埋めた約260人の聴衆が、美しいアリアの独唱や男声の二重唱など、オペラならではの歌の魅力を満喫した。

コンサートは、オペラを身近に感じてもらうと同時に、諏訪地方など地元出身でプロとして活動している音楽家の演奏機会を作ることも狙いに初めて企画。御柱年に開くオペラ「御柱」の次回公演の機運を高めることも願い、毎年継続していく計画だ。

初回の今回は、声楽家では岡谷市在住の渡辺しおりさん(ソプラノ)、同市出身の佐原壮也さん(バス・バリトン)、塩尻市出身の金子響さん(ソプラノ)、松本市出身の薮内俊弥さん(バリトン)が出演。伴奏には下諏訪町在住のピアニスト岡崎花絵さんと、岡谷市出身の打楽器奏者横内諒さんが参加し、地元有志の合唱団が舞台を盛り上げた。

コンサートは岡谷市在住の声楽家で、現在は富士見中学校の教育支援員などを務める市田和枝さんの司会で進行。オペラのあらすじなどを紹介しながら、「私のお父さん」(プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」より)、「カタログの歌」(モーツァルト「ドン・ジョバンニ」より)、「闘牛士の歌」(ビゼー「カルメン」より)など9曲を演奏した。日本を代表するオペラ「夕鶴」(団伊玖磨)から主役のお通のアリア「与ひょう、私の大事な与ひょう」も披露。会場に響く美しい歌声が聴衆をオペラの世界に誘っていた。

最前列で聴いた諏訪市四賀小学校4年生の中瀬仁和君は「いろんな歌が聞けてよかった。『闘牛士の歌』がみんなが楽しそうでよかった」と話し、「オペラって面白そう」と目を輝かせていた。

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