身近な課題解決へ 茅野で県内高校生が発表会

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自分で考え立ち上げたプロジェクトの成果を発表する高校生

県内の高校生が、身の回りや地域に課題を見つけて解決策を考え、行動する「信州高校生プロジェクトふろぷろin諏訪」の最終発表会が28日、茅野市駅前ベルビア内のこども館で開かれた。7人の学生が、昨年9月から取り組んだ成果を発表し合った。

子どもが自ら考え、実行する育ちを支援する原村のNPO法人「ちゃいるどふっど」(半田裕代表)が主催し、全国組織の「全国FROM PROJECT」(フロームプロジェクト・ふろぷろ)と、「マイプロジェクト関東実行委員会」などが協力。高校生は、自分が考える「課題」を見つけ、ふろぷろメンバーの慶応義塾大生らに助言を得ながら解決に取り組んだ。

このうち岡谷東高校1年の林陽奈さん(16)=岡谷市山手町=は、諏訪湖浄化に向けて湖岸のごみ拾い活動と学生、住民の交流イベントを併催するプロジェクトを立ち上げた。

「強歩大会で諏訪湖1周をした時、異臭が不快だった。水がきれいな頃の諏訪湖を取り戻したいと思った」と動機を語り、県諏訪地域振興局の目に留まって3月開催のめどが立った―と発表した。

諏訪二葉高校2年の山口夏実さん(17)=箕輪町木下=は町内に中高生が自習できる場所を作りたいと、箕輪町内の中高生にアンケートを取って町教育委員会に交渉。今後、町との懇談に臨むといい、「私たちが大人になったら、子育てのために帰ってきたいと思える町にしたい。昼間は大人が会議や交流に使うことも提案したい」と述べた。

約5カ月間の活動を通して、林さんは「課題を見つけても自分にできることは限られていて現実的には難しいとの壁にも多く直面したが、どうしたら実現できるかを考える作業が楽しかった」、山口さんは「中高生と大人とは意見が全く違うことを知り、大人を納得させる方策も学んだ。実現に向けて頑張りたい」と感想を話していた。

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