諏訪湖の水陸両用バス等 藻類絡み運行に支障

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観光資源としての諏訪湖の活用を考える諏訪市諏訪湖利用活性化連絡会は29日、市役所で開いた。水陸両用バスや足こぎボートなどを運行する事業者は昨年夏、夏場を中心に発生した沈水植物クロモや浮葉植物ヒシの影響で運行に支障が出たと報告。県など関係機関に対応を求めた。

水陸両用バスを運行する日本水陸観光諏訪営業所によると、特にクロモの影響が大きかったという。同バスが湖内を巡り、諏訪湖ヨットハーバーで陸に上がった際に車体下部にびっしりと絡み付き、待機する同社従業員が除去。5~10分程度、運行を止めて作業したという。一昨年までにも見られたが、昨年夏は特に多く、「労力や時間がかかり、大変苦慮した」と話した。

足こぎボートなどの営業をする「紅やマリーナ」は、クロモやヒシが足こぎボートの船体に引っ掛かり、湖上で動けなくなる事例が数件あったとし、「何とかならないか」と要望した。金子ゆかり市長は「県諏訪建設事務所と連絡を取り合い、対応したい」と述べた。

会合には市や県、遊覧船事業者ら約20人が出席。市セーリング協会からは、2027年に県内開催が内々定された国体を見据え、まだ実施競技は未定なものの、ヨットハーバーの計画的な改修などが必要といった意見が出た。

日本水陸観光は水陸両用バスの昨年(3~12月)の乗客数について、1万5227人で前年比約2割減だったと報告。エンジンの故障で5月の大型連休中の運行ができなかったことが響いたという。

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