古紙リサイクルステーション開設 辰野町

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辰野町役場第3駐車場に開設された24時間対応の「古紙リサイクルステーション」

辰野町は1日、地元事業者と連携して、年間を通じて常時利用できる「古紙リサイクルステーション」を町役場第3駐車場の一角に開設した。曜日や時間を問わずに受け付けることで、可燃ごみに多く含まれる紙類を減らし、住民のリサイクル意識向上を図る狙い。自治体と事業者がタッグを組んだ24時間対応のリサイクルステーションは、上伊那地方では前例がないといい、ごみ減量化への新たな一手として成果が注目される。

ごみ減量化については、分別処理や生ごみの堆肥化といった工夫が進んでいるが、可燃ごみに含まれる紙類の対策は長年の共通課題。上伊那広域連合による可燃ごみの組成調査(2017年10月)では、全体量の2割弱を資源化可能な紙類が占めている。

町ではこうした状況を踏まえ、各区で月1回行っている古紙回収の機会を増やして減量化を進めようと、リサイクルステーションを発案。現在回収事業を担う清掃・廃棄物処理の遠藤産業(同町)に運営を依頼した。町中心部でスペースに余裕がある役場第3駐車場を選んで提供し、コンテナ設置などにかかる経費の一部100万円を補助した。

リサイクルステーションは、駐車場北東の区画外スペースに、それぞれ容量約8立方メートルの固定式(段ボール用)、可動式(新聞、チラシ、雑誌、その他紙類用)のコンテナ2基を設置。一般家庭の古紙が対象で、ひもでまとめて持ち込む。同社が随時回収して町へ分量を報告し、ごみの減量効果を検証する。

町はステーション開設にあたって、17年末に近隣住民向け説明会を開催。騒音測定を行うなど周辺の生活に支障が出ないよう配慮しながら取り組むとして、理解を求めた。利用する住民に対しても、深夜や早朝に持ち込む際にはなるべく音を出さないよう、協力を呼び掛けていく。

町住民税務課生活環境係では「住民に24時間365日対応できるステーションの利便性を感じてもらい、着実に可燃ごみの減量を推進できれば」としている。問い合わせは同課(電話0266・41・1111)へ。

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