2018年2月3日付

LINEで送る
Pocket

暦は4日に「立春」を迎えるが、来週もまだ寒さは厳しそうだ。諏訪湖では氷がせり上がる「御神渡り」が5季ぶりに出現した。強い寒波が訪れた先週末ごろ、諏訪や上伊那の最低気温は氷点下10度を下回った。一時の寒さが緩んでいただけに、諏訪地域では「諏訪らしい冬になった」との声が聞かれた。冬将軍に盆地全体が包まれたようで体にこたえた▼諏訪地域では氷の燭台にろうそくを立てて火をともす「アイスキャンドル」の季節がやってきた。諏訪湖の水などを容器に流し込み、冷凍庫で凍らせて完成させる。地元小学校も参加し、アイデアに富んだ燭台を作った。火をともすと、揺らめく炎がぬくもりを感じさせる▼諏訪湖畔で行われた燭台作りでは一般参加の子どもの姿があった。母親や祖母と一緒に氷の型を作るためにプラスチック容器に筒を固定する作業を一生懸命手伝っていた。冬の思い出になるだろう▼実行委員ら関係者の尽力でイベントは24回目を迎える。ただ、湖畔で作業したメンバーは協力してくれるボランティアが少し減っているのが気がかりらしい。息長い取り組みへみんなが無理のない範囲で参加できるようになるといい▼イベントはきょう3日に諏訪地域の19カ所で行われる。キャンドルで地上絵を描いたり、コンサートを開いたりと工夫している。点灯時間は原則午後5時から9時まで。ずくを出して冬を楽しみたい。

おすすめ情報

PAGE TOP