御神渡り5日拝観式 八剱神社氏子総代ら準備

LINEで送る
Pocket

氷の状態などを確認しながら、御神渡り拝観式の準備をする八剱神社関係者=3日午前7時ごろ、諏訪市豊田の旧六斗川河口付近

諏訪湖で5日、御神渡り(御渡り)を正式決定する拝観式が行われる。神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)の氏子総代らは5季ぶりの認定に向けて精進潔斎をし、身を清めて神事に臨む。

御神渡りは、「出現」の確認後、「拝観式」を経て認定される。諏訪湖上全面に張った氷は、寒暖差で膨張と収縮を繰り返し、隆起して筋道が現れる。同神社がせり上がった筋道上に、一之御神渡り、二之御神渡り、佐久之御渡りの始点「下座」と終点「上座」を確認すると、御神渡りの「出現」となる。

今年は2月2日夜に臨時総代会を開き出現日と決めた。八剱神社の特殊神事である5日の「拝観式」で、御神渡りと正式に認定される運びだ。

出現日から拝観式までの間、氏子総代は精進潔斎として節度ある生活を心がける。お茶やコーヒー、味噌汁などのにごったものは避け、白湯や澄まし汁にするなどして身を清める。また各家の玄関先には、拝観式参列者に配られたしめ縄を飾り、当日は体に巻き付ける。

5日は、午前7時に同神社で神事を行い、同7時45分ごろ諏訪市豊田の旧六斗川河口付近から拝観を開始。岡谷市湊を通過し、下諏訪町の赤砂崎、同町高木の順に、湖周を一周し神事を行う。神社に戻り同10時10分から拝観奉告神事を予定。引き続き、過去の記録と照らし合わせて今年の天候や世相、農作物の豊凶を占う。

5季ぶりの出現で、多くの観客や観光客で湖周がにぎわうことが予想され、宮坂清宮司は「いよいよ拝観式を迎えるが、神社関係者、観客の安全が守れるよう十分に対策したい」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP