小児科に11年ぶりに常勤医師 辰野病院

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辰野町は5日開いた町議会全員協議会で、町立辰野病院の小児科に4月1日付で40代女性の常勤医師が着任することを明らかにした。信州大学付属病院(松本市)からの派遣で、医師不足が継続課題の辰野病院では11年ぶりとなる同科の常勤医師。子育てのため現場を離れた経験があるのを踏まえ、診療時間を短縮するなど本人事情にも配慮しながら、女性医師の復職支援のモデルにしたい考えだ。

辰野病院事務局によると、女性医師は現在非常勤で県赤十字血液センターに勤める。4月以降は居住地の松本市から辰野病院へ通勤し、水曜日を除く平日午前9時~午後4時に小児科診療を行う。労働環境面の対応として、本来の常勤医師に比べ診療の終了時間を1時間余り短縮する。

辰野病院ではこれまで、他の病院から曜日ごとに異なる非常勤医師の派遣を受け、午前受け付けのみで小児科診療をまかなってきた。女性医師の着任によって、連日午後までの診療のほか予防接種も対応可能となり、医療体制の安定化が図られるという。

辰野病院事務局は「信大が女性の復職支援に力を入れる方針を打ち出し、最初に運営が大変な公立病院を抱える辰野へ目を向けてくれた」と説明。「これを機に、さらなる体制充実と患者の信頼向上につなげていきたい」としている。

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