八剱神社の総代「すがすがしく」 拝観式終え

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拝観を終え、ほっとした表情を魅せる八剱神社の氏子ら

5日に行われた御神渡り拝観式。湖上での拝観を終えた八剱神社の関係者は、諏訪市の大和湖畔で体にかけたしめ縄を木にかけると安堵の表情を浮かべた。立春明けの5日の諏訪市は氷点下9・5度まで冷え込んだが、午前10時前までの諏訪湖畔は冷たい風もなく、青空の下でのすがすがしい拝観式となった。

小和田の神社で安全を祈願して出発した神社関係者は、諏訪市豊田湖畔から時計まわりに湖畔4カ所で拝観した。総代と大総代経験者の古役と前年度区長ら約80人が参加した。

20年前の1998(平成10)年の拝観式で、大総代を務めた藤森弘一さん(82)=湯小路=。当時は長野冬季五輪の年で、今季は間もなく平昌冬季五輪が開幕するタイミング。「偶然かもしれないが、いい年になり、世界平和を願わずにはいられない」と話した。

諏訪市湖岸通り1の湖畔で、佐久之御神渡りの筋を確認後、関係者たちは芽がふくらんだコブシの木に、無事拝観に感謝してしめ縄を掛けた。しめ縄は神社に持ち帰り焚き上げ、任期を終える総代たちは、ほっとした様子で燃え上がる炎を見つめていた。

しめ縄の稲わらは神社の斎田委員会が、同市上川にある水田で小学生が田植えして育てた丈の長い「関取」。昨年12月の注連縄祭で神社の鳥居や拝殿のしめ縄飾りとともに作った。「初めての拝観式、うれしかった。いろいろな行事を体験できた」と喜ぶ斎田委員長の石地晃さん(61)=島崎2区=。順調に育った稲でしめ縄を作り「無事に任期を全うできた。今年もいい実りの秋を迎えられれば」と願った。

任期中に御柱祭もあり「いいご奉仕ができた」と振り返る千田忠司祭典委員長(67)=弁天2区=は「充実感がある。天気にも恵まれ、けが無く無事に拝観できた。2年間、すべてやり尽くした」と感無量の様子だった。

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