見物客でにぎわう 御神渡りで経済効果

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5年ぶりに出現した御神渡りを眺める多くの人たち=6日、下諏訪町赤砂崎

諏訪湖に現れた御神渡り(御渡り)の拝観式から一夜明けた6日朝、諏訪の最低気温は平年より1・3度低い、氷点下7・7度と前日に引き続き厳しい冷え込みになった。この日も御神渡りのせり上りはくっきり湖上に残り、湖周には多くの見物客らが訪れていた。その影響もあってか、周辺の観光施設は御神渡り効果に沸いている。

諏訪市湖岸通りの片倉館は来館者数が増えているといい、山崎茂館長は「(御神渡り見学後)冷えた体を温めるために温泉に来る人がいる。これから3連休もあるので、引き続き(多くの来館者に)期待したい」と話していた。同市豊田のSUWAガラスの里でも拝観式のあった5日は通常の約2倍の売り上げがあったという。岩波尚宏社長は「5年ぶりの御神渡りをニュースで知った人たちが県外者を含め多く訪れた。今後、訪れたお客さまに対して(御神渡りの)情報を伝えていきたい」と意気込んでいる。

下諏訪町赤砂崎に、一之御神渡りを見に来た山梨県北杜市の70代の夫婦は「これまでに数回来ている。きれいな風景で飽きることがない」と笑顔を見せていた。同町下諏訪南小学校の児童も訪れ、3年2組の男子児童は「家からも諏訪湖が見えるので、家族と一緒に御神渡りができないか楽しみにしていた。(御神渡りが出現し)驚いたしうれしかった」と湖上を眺めていた。

長野地方気象台によると、寒気が入り込んでいる影響で9日まで平年より低い気温が続くという。

諏訪湖周の観光業者や警察、消防などでつくる諏訪地区観光客安全対策推進会議は5、6の両日、人が重点的に集まりそうな場所に規制ロープを張り、湖上への立ち入りを制限する処置を取った。同会議は「引き続き、湖上へ入らないようにしてほしい」呼び掛けている。

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