倍率12・9倍 諏訪東京理科大の志願者増加

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諏訪東京理科大(茅野市)は6日までに、2018年度一般入試前期日程の志願者数をまとめた。募集人員114人に対する志願者は1474人で、志願倍率は12・9倍に達し、前年同期の工学部の10・4倍を上回った。合格発表は10日。私学最後の入試で国公立大との併願が可能になっているほか、4月の公立大学法人化に向けた「期待の表れ」とみている。

18年度は学部学科が2学部4学科から工学部1学部2学科に再編される。前期の志願者の内訳は、センター試験の成績を利用する「A方式」は募集人員40人に対し666人(前年度の工学部は30人に対し463人)、同大独自に試験を行う「B方式」は募集人員74人に対し808人(前年度の工学部は39人に対し254人)が志願した。

このほか、推薦入試には156人が志願。計96人が合格し、うち地域枠は諏訪6市町村が9人、県内24人だった。

中期、後期日程を含めた全体の募集人員300人に対する志願倍率が確定するのは、3月中旬以降の見通し。すでに前年度志願者の計1600人(志願倍率5・3倍)を上回った。策定中の中期計画(18~23年度)では期間中平均の志願倍率を「5倍」とする方向で検討している。文部科学省によると、国公立2次試験の志願倍率は4・4倍(1月31日現在)だった。

諏訪6市町村で組織し、公立大学法人を設立する諏訪広域公立大学事務組合の柳平千代一組合長(茅野市長)は6日の定例会見で、志願者の増加について「公立化で授業料が安くなる。工学部一本に絞った教育カリキュラムへの期待もあるのでは」と語り、「学生にとって魅力ある大学づくり、地域づくりに本腰を入れて取り組む」と意欲を見せた。

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