返礼品にみまもりサービス 飯島町ふるさと納税

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飯島町は9日、町ふるさと納税の返礼品に、寄付者の家族らが住む高齢者宅などを郵便局員が月1回訪問し、生活状況を確認する「郵便局のみまもりサービス」を加えるため、日本郵便と協定書を結んだ。4月から受け付けを開始する予定で、返礼品として同サービスを導入する自治体は県内では諏訪市に続いて2例目、全国では16例目となる。

町は町民の福祉向上のため日本郵便が社会貢献活動として昨年10月に始めた同サービスを活用。サービス利用は見守る対象者が 町内に住む人の寄付に限る。見守る対象者宅の最寄りの郵便局員が訪ね、体調や食事の状況、日常生活の支障など10項目を聞き取り、寄付者にメールで送る。

サービス提供期間は6カ月間と1年間の2種類あり、対象となる寄付額は6カ月が6万円、1年間が12万円。通常のサービス利用料は月額2700円(税込み)という。

町によると、町内の75歳以上の実質独居者は8日現在227人。町役場で開いた締結式で、下平洋一町長は「高齢化の中で単身生活者が増えていて、行政としても行き届かない部分があった。このサービスを行うことで、さまざまな価値の連鎖が生まれることを期待する」と述べた。

飯島郵便局の堀内誠局長は「町と協定を結ぶこの機会にモデルケースとして全国に発信していきたい。郵便局のネットワークを最大限に生かして地域社会の持続的な発展に貢献したい」と話した。

今年度の町ふるさと納税の寄付状況は8日現在、寄付額約1億円、寄付件数約7000件。昨年度は約6900万円で約4400件だった。

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