中央アルプスに春告げる 千畳敷で開山式

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千畳敷カールにアルプホルンの演奏を響かせた中央アルプスの開山式

千畳敷カールにアルプホルンの演奏を響かせた中央アルプスの開山式

中央アルプスに山岳観光シーズンの到来を告げる開山式(駒ケ根観光協会主催)が22日、標高2612メートルの千畳敷で行われた。関係者や一般の観光客ら約180人が参加。雲一つない青空の下、駒ケ岳神社前で神事を行い、シーズン中の安全を願った。

この日の千畳敷は午前9時の気温が3度、神社周辺の積雪は昨年より40センチ少ない250センチ。暖冬に加え、1、2月に降った雨の影響で例年より積雪が少ないという。

雪に囲まれた神社前では遭難者に黙とうをささげた後、関係者が神事を行い、今シーズンの安全とにぎわいを祈願。恒例のアトラクションでは地元愛好者でつくる「アルプホルン駒ケ根」のメンバーが演奏を披露し、千畳敷カールに温かい音色を響かせた。

ロープウエーを運行する中央アルプス観光によると、昨年度の利用者は約21万4000人。御嶽山の噴火やロープウエーの長期運休により利用者が減少した前年度を14%上回った。今年度は22万6000人の利用を目標に設定している。駒ケ根観光協会副会長を務める同社の森川優社長(60)は「『山の日』制定により、いろんな人が山に注目してくれるのでは」と期待。目標達成に向け、意欲を示していた。

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