2018年02月15日付

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まだまだ社会のサポート体制が十分でないという認知症対策。支援する中で忘れてはならないのが、家族の視点だと指摘されている。認知症と診断された後の、本人や家族の生活をどう考えるかが課題なのだという。生き生きと生活するための支援だ▼県内の医療、福祉関係者らによる認知症施策推進協議会では、身近な生活での理解の広がりや深まりが、これから必要だと指摘された。介護する家族側からは、「地域支援の協議体に、家族や本人の参加を促してほしい」という要望も出た▼以前より認知症という言葉も一般的になったが、実際には良く分かっていないのが現状だろう。以前、身内の行動に「おやっ」と思うことがあった。どう受け止めていいか戸惑いながらも、「それほど気にすることでもないか…」と、思い込もうとしていたのを思い出す▼推進協議会の中では、地域のつながりを生かした認知症に関わるネットワークの必要が語られた。例えばコンビニや美容室、タクシーなどで、普段の生活の中で、いつもと違う様子を敏感に察知できる人がいることが大切だという▼高齢者の交通事故と認知症との関係も話題になった。問題は高齢者の運転技量で、認知症とは切り分けて考えるべきだという意見だった。家族からすると、認知症となれば生活全般が心配になる。本当に心配しなくてはいけないことが何かを知ることは、大事なことだ。

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