医療機関で特定健診 来年度駒ケ根市

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駒ケ根市は来年度から、40~74歳の国民健康保険加入者を対象に行う特定健診について、従来の地区集団健診を廃止し、市内12カ所の医療機関か伊那健康センター(伊那市)で受診する方式に切り替える。個別の都合に合わせて受診できる環境を整え、低迷する受診率の向上に結び付けたい考え。若年者の節目健診、後期高齢者健診も同様に医療機関での受診とし、かかりつけ医の定着による健康管理も目指す。

特定健診はメタボリックシンドロームに着目した生活習慣病対策として2008年度に始まった。市では今年度まで、6~10月にかけて市内22カ所で地区集団健診を行っていたほか、6~12月に市内12カ所の医療機関、伊那健康センターで受診できる態勢を整えていた。

しかし受診率は低下傾向が続いており、2015年度は37・6%で県下77市町村のうち70番目。昨年度も37・2%だった。地区集団健診は時間がない、都合が合わないなどの理由で受診が困難との声もあり、個人の都合で訪れることができる医療機関での受診を柱にすることにした。

また健診を受診しない人やかかりつけ医のない人は、病気が重症化してから医療機関を訪れるケースが多いといい、かかりつけ医をつくり健康管理のきっかけにしてもらう狙いもある。

このほか特定健診に合わせ、35~39歳としていた若年者の節目健診の対象年齢を20~39歳に拡大。75歳以上希望者の後期高齢者健診と合わせ、こちらも地区集団健診から医療機関に受診法方法を変更した。

特定健診、若年者節目健診は7~12月(9月までの受診を推進)、後期高齢者健診は7~9月の受診を受け付ける。受診方法の変更により、市は来年度、特定健診の受診率を41・5%とする目標値を掲げた。

市地域保健課は「受診率が低迷している現状を打破するためには、抜本的な見直しが必要と判断した。受診や健康への意識を高めてもらえれば」としている。

問い合わせは同課(電話0265・83・2111)へ。

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