井戸掘削届け出制 諏訪市内全域に拡大

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諏訪市は、市内の水資源保全へ地下水取水で井戸を掘削する際の届け出制を市内全域に拡大することを盛り込んだ水資源保全策に関する規制変更素案を作った。現行で対象になっている山地に、山裾や平地を加える。15日から3月16日までパブリックコメント(意見公募)を実施している。

水資源保全策については、昨年9月に市から諮問された市環境審議会(会長・沖野外輝夫信州大学名誉教授)が、自然環境保護条例に基づく地下水の取水に関する規制のあり方を議論。市は同条例で自然保護調整地区を指定して無秩序な開発を規制しているが、現行届け出が必要なのは山地のみ。県内では外国資本による水源域の土地取得計画が明るみになっており、審議会は山裾や平地でも湧水や井戸の所有者が永続的に使えるよう、届け出制を拡大する方向でまとまった。

素案では、同条例施行規則で揚水可能量の70%以下としている地下水揚水量について、これまで制限のなかった山裾も、事業用に使う場合に適用させることにした。

新規に井戸を掘る際には、事前に半径200メートル以内の湧水や既存井戸に与える影響を調べ、井戸所有者に説明し、同意を得ることを条件にすることも盛った。

審議会は住民意見を踏まえて4月中に金子市長に答申する予定。同条例の改正が必要となった場合、市は市議会に改正案を提出する。

規制変更素案は市役所のほか、豊田、四賀、中洲、湖南の各公民館で閲覧できる。市ホームページでも公表している。

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